パチスロで蘇る「Queen」

パチスロの台で「Rock You Queen」というのが出た。あの伝説のバンド「クイーン」が、パチンコ台にCGで蘇った、というのだ。
http://www.aruze.com/

いや台自体のCGの出来は、自分はパチンコをやらない人なので分からない。しかしテレビCMをちょっとみたのだが、それがなかなかキモカッコイイ(笑)上記メーカーのサイトにクリップがないかと思って観てみたが、トップページにちょこっとフラッシュがあるだけだった。

パチスロ台が、今高いCG技術と漫画文化を背景に、すごいレベルになっていることは、自分も聞いてはいた。ゲーム大国ならば当然である。しかしねえ、こともあろうに洋楽ロック、しかも「クイーン」をネタにするとは、マニアックすぎやしないかねえ(笑)我々世代のロックファンは喜ぶかもしれないが・・・クイーンは業界人に人気があるようだが、世代を越えて受け継がれているのだろうか。

もういっこ。
今の新進気鋭の(?)少女漫画家さんで、岩本ナオというひとの単行本を、薦められて読んだ。そのなかで「ビートルズマニア」の高校生の男の子が登場する話があった。

その子は、歴史の授業で「ソビエト連邦は何故崩壊した?」という教師の質問に「共産圏の政府はことごとくビートルズの音楽を禁止したから、人々は彼らの素晴らしい音楽が聴きたいが故に、革命を起こしたんです!」と答えるシーンがあった。なんか、まるで二十数年前の自分と同じ、何か懐かしいが照れくさいような気持ちになった。

でも、これを描いている人は20代の、しかもまだ前半のおねいさんのはず。してみると、現在の高校生でも、ハヤリの音楽を聴くのとは別のルートで、あえてビートルズストーンズ等の洋楽ロックを求める子たちは、学校に1人か2人はいるということだろうか。我々世代の時のように、ロックを聴くこと自体が反逆の象徴、ってな意識は、今はないのだろうが・・・・。