【訳詞】アル・クーパー「ハリウッド・バンパイア」


(PVはややグロ注意)


■ハリウッド・ヴァンパイア


彼女がパーティーに現れると
誰もが視線を逸らせない
僕もその場に立ち尽くすだけ
速る鼓動を隠して


今宵は誰に狙いを澄まし
優しさの罠に掛けるのか
どうにか踏み留まっていても
吸い寄せられる虫よ


魔性のレイディ 透ける肌に触れたい
魔性のレイディ 血の唇を奪いたい
男に呪いの炎を灯す
麗し君はヴァンパイア


前の彼氏と切れたのか
それともただの火遊びか
人の蔑む言葉を知りつつも
彼女は優雅に歩を進める


その時 僕に足を止め
微笑みくれる彼女
ああもう 自分じゃなくなりそう
首筋に牙を立てて


魔性のレイディ 透ける肌に触れたい
魔性のレイディ 血の唇を奪いたい
男に呪いの炎を灯す
麗し君はヴァンパイア


※1976年のアルバム「Act Like Nothings Wrong」から。魔性の女を猟奇的に表現した歌ですが、メロディーとコード進行の音楽面が秀逸。なかなか名曲と思います。