打楽器奏者はセクシー?


面白いもんをみた聴いた。国営放送の交響楽団演奏会中継。若い兄ちゃんのパーカッショニスト打楽器奏者がソリストで、見慣れない「オーケストラと打楽器のための協奏曲」をやっていた。これが実に躍動的で見物だったのだ。


この兄ちゃんは「マーティン・グルービンガー」という。ザルツブルグから来たと言っていたからオーストリア人なのだろう。イケメンには半歩ほど届かないが(笑)さわやかで誠実そうなルックスだ。


■Martin Grubinger


クラシックのパーカッション奏者は実は、ティンパニや木琴・鉄琴だけではない。ジャズやロックのドラムセットも、コンガなどのラテン太鼓も、世の中にある叩ける物はすべて叩けなければならない。だから、ちょっとしたジャズコンボやロックバンドに加入したとしても、ひと通りそつなくはこなせる「はず」である。してプロ奏者ともなれば、「どれを叩かせても超絶技巧」となる。専門家のテクはすごいのだ。


このマーティン君の演奏する姿も最高にカッコイイ。バチ4本持って木琴を嵐のように叩いていたと思ったら。瞬時にバチを持ち替え、ドラムセット&メロディックタムタムに飛び移って演奏する。そのバチさばきの華麗さ、躍動する腕、そして笑ってしまうほど真剣な表情。現代クラシックのパーカッションはある意味「ロックやジャズよりアバンギャルドでスリリング」なのだ。


そしてセクシーだ。肉体労働とも言えるパーカッション奏者の姿。女性に方にはかなり「惚れてしまうやろ♪」と、写るんではないか。彼はあまり汗はかかないのでフェロモンの発散は少ないかもしれないが、全身全霊を集中して叩きまくる姿、筋骨隆々の腕には、男性としての逞しさとエロスを感じるのではないか。女性の方、クラシックでなくてロックでもいいけど、ドラマー&パーカッショニストのライブに行って、近くでみてみるとすっごい快感を感じるかもしれませんよ。もんもんとして寝られなくなる。笑。


おっと、日本には「吉原すみれ」さんという、女流パーカッショニストさんが居た。彼女には男性が「惚れてしまうやろ♪」となってしまうね。(#^^#)