メス化する男たちとオス化する女たち


最近「草食男子」「肉食女子」なんて言葉が、あちこちで踊っていますが。危惧しているのか面白がっているのか分りませんね。いや自分もそうですけど(笑)


■メス化する男たちとオス化する女たち
http://news.livedoor.com/article/detail/3580423/


・・・ここの記事では主に男性のメス化を例示していますね。男性が美容院のみならず、ネイルサロンやエステや脱毛にまで通う。でもこれはいんじゃないか? 例えば女性相手のセールスマンとかの仕事なら、こういう手入れも必須になるでしょ?


やや問題は、とりとめのないおしゃべり、井戸端会議が増える、ことかな。これは脳の構造に逆行するから、長い目で見たらメス化かもしれない。でも、これはいい変化かもしれない。男はちょっと、コミュニケーション下手だしね。


都会で暮らす息子に父親が会いに行って、部屋の異様さに仰天した話……「赤いカーペットが敷かれた部屋はカーテンはすべてがピンク。家具もほとんどがピンク。ピンクの布団がかかったベッドの上にはいろんなぬいぐるみが置いてあって、そばには鏡台まであったんです。」


・・・って、これは「彼女」の「置き荷物」じゃないかと(笑)


■働く女子の「オス化」現象 10人に1人「あごヒゲ生えてきた」
http://www.j-cast.com/2009/12/10055939.html


>働く女子の15%が「あごにヒゲらしきものが生えた」と答えている。25〜35歳女子の10人に1人がヒゲに悩んでいるようだ。「以前は2週間に1度、カミソリで軽く剃る程度だったが、今は毎日入浴時に剃って、剃り残しは毛抜で抜いている。」


・・・一時的なホルモン欠乏だろうから、心配ないんじゃないかなあ。この記事に書いてある通り、生活習慣に気をつけたり、豊かな趣味、豊かな人間関係を持つように努力すれば、元に戻るんじゃないかと。


・・・「草食男子」「肉食女子」という言葉と同時に「女子力」「男子力」(……この言葉はまだないか)なんて言葉も出てきている。ジェンダー(精神的性別)の逆転・ぜい弱化を嘆きながらも、もいっかい「男らしさ・女らしさ」を見直そうよ、という社会意識が、働いているのかもしれない。社会進出に成功した女性たちが疲れてしまったのもあるんだろうね。男は……はなっから疲れているし(笑)


「平等」といっても、やっぱり女性は受け身に育てられ、男性はどこかで「俺が引っ張る!」って考えからは、逃れられない。女性の受け身姿勢は「判断の依存・人任せのずるさ」とも言えるし、男性の能動性はもう、暴力や戦争や、この世のありとあらゆる悪事を引き起こしてきた。こういう「性(別)の悪い面」に、自ら気づき、自己反省し、お互いの異性を思いやることが大事ではないかと。「男は(女は)仕様がないのよ」と、笑って言えるように。そして自分の性別特性にも「甘えない」ように。