茅ヶ崎甚句対秋田音頭

いやー、某ネット友さんに茅ヶ崎甚句というご当地民謡を教えてもらいました。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/6933/jinkusyu.htm
これが、一部ですが「春歌」になっててええデス。思いっきりスケベですわ(爆)。ちょっとマズイかもしれませんが抜粋しましょう


 惚れた病を治すには
 六畳一間の真ん中に
 六枚屏風を立て並べ
 二つ枕に三布団
 スイッと入れたる その時にゃ
 足はからませ藤の蔓
 お手ピッタリ抱き茗荷
 汗は水仙 玉椿
 エッサホイサの掛け声で
 ひと汗 かかねばヨー なおりゃせぬ


 あまりしたさに
 お宮さんでしたらヨ
 そこへ神主やってきて
 これこれ 若衆なにをする
 なにをするとはしれた事
 村の氏子をふやす為
 氏子ふやすは よいけれど
 神(紙)をエー 粗末にヨー せにゃならぬ


 足は足でも色々あるが
 十で 父ちゃんの中足は
 狐か 狸じゃあるまいし
 夜の夜中のヨー 穴探し


 寝ている花なら是非もない
 寝ている母ちゃん揺り起こし
 前の所を眺めれば
 三国一の富士の山
 甲斐で(嗅いで)見るよりエー 駿河(するのが)良い


東北にも有名な「秋田音頭」があります。これは表向きは「秋田名物しょっつるハタハタ〜」とご当地ソングなんですが、裏秋田音頭というのが、ものすごい春歌です。実はこっちが「正調」なんだそうな。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/7129/post/post_1.html


 おら家の姉ちゃめったにないこと 縁側に昼寝した
 春風そよそよ腰巻ひらひら 黒猫顔出した


 お前がたおめえがた踊コ見るタテ 必ず立って見るな
 立って良いのは電信柱と アンチャのガモ(男性自身)ばかり


 馬鹿なあんちゃ櫓の上で 音頭の拍子とる
 賢いあんちゃ櫓の下で 三つもやったべさー


 横手の甚兵衛嬶(カカア)真昼昼中 はめられたときにゃ
 抜けたも知らないで空ケツ持ち上げで あらエデアホンガホンガ


 県下大水だ楢山奥さん腰巻流して アンビ(女性自身)さ砂入れた
 それとも知らねでムリッと入れたば ガモコの皮むけた


 オラエの爺ちゃ婆ちゃ此の世の名残に 一番ブッ始め
 行くのくるのと懸声ばかりで とうとう夜が明けた


 難産したときア一生しないと 高言抜かしやがって
 十日もたたぬにムリット入れたば ハこれだば死んでもエエ


 人の嬶(カカア)すれや忙しいもんだと来たもんだ
 湯文字(浴衣?)ひもとく褌はずして
 入れる持ちゃげるよがる気をやる紙出す抜く拭く
 下駄めっけるやら逃げるやら


・・・ひでー歌だ(大苦笑)でもこの下世話さ、この落ち、そして民衆のエロパワー(笑)ここに作詞の神髄があり、ポピュラー音楽の神髄があるのだっ(←アホ)