健康について愚痴ると

健康について愚痴ると、色々言われたり怒られたりするが(苦笑)ちょいとたまあにグチでもかきたくなる。おととし頚椎を痛め、その関連で胃潰瘍をやった。実は完治でなく神経に障害が残った。それ以来、回りの風景ががらりと変わった気がする。

まず歩き。ふらつくし、スピードが、もはや老人のそれと同じになった。早足もダメ、走るに至っては、脳が「走れ」命令を出すのに足が動かない感覚。それを無理すると前のめりに転んでしまう。階段はもう、登り降り共に手すりを使ってゆっくりと、でないといけない。都会に電車で行って歩き回って、っていう生活は、完全に無理だ。

あと手の指先の感覚が、正直無い。常にじーんとしびれている。紙ヤスリを触ってもシルクをさわっても違いなんか分からない。まるで感じない。ただ指の運動機能はだいぶ快復したようで、漫画のデッサンとかは大丈夫、元の絵が描けた。楽器は、ギターはだいぶ弾けてきたが、長時間はやってられなくなった。おととしは一時まったく弾けなくなって暗澹たる気持ちになったもんだ。最近はシンセ・鍵盤の方がなんか楽だな。

こんななんで駅〜会社の20分の歩きの道のりが結構辛い。今は30分以上掛かる。ずっとへんに足をかばって歩いていたせいか、昨日から腰も痛くて・・・今日はとうとう医者に行った、しばらくまたリハビリと湿布の日々だ(泣)

加齢というものはこういうものかとひしひし感じる。体も辛いが、精神的な憂鬱……とくにこの先、可能性が一つ一つしぼんでいくことの挫折感と、ひょっとしたら寝たきりまでいってしまうんじゃないかという恐怖感もある。その時の経済的負担はどうなるのか。年老いた母親はどうなるのか、一家心中する奴の気持ちも分かるくらいだ。

また、これはすご〜く恥ずかしいが、セックスと結婚の問題もある。もはやこんな健康では「女性に夢と安心感を与えて」あげることは、もはや完全にできまい。しかし男ならではのシモの問題は残る。本当は淋しくて気が狂いそうな夜もある(本爆)

某アルバム作りも終わったし、ひょっとしたら自分の、今生での役目は全ておわったのかもしれない(笑)不健康な体を抱え、死に向かうだけの下りの人生。俺は何を支え生きていこうか。辛い・・・