【訳詞】ニール・セダカ「移民の歌」(作詞:フィル・コーディ)


 
移民の歌

 
港はその腕を、若い探索者たる外国人に解き放つ
自由の誘導灯に照らして、どうぞこの地へ来てくださいと
「広い土地と広い空」その広告の謳い文句は
君が到着した時、確かにそんな風だった
夢のボートは未来をアメリカの中心へと運ぶ
人々は川沿いの一等地を期待して、一列に待っていた

 
見知らぬ者もここでは大歓迎だった
からりと晴れ渡った日々を音楽は伝えてくれる
人々はあらゆる場所からやってきたし
受け入れられる部屋も十分にあったのだ

 
今、彼は希望と、心を占める奇跡とともに到着する
両手いっぱいの決意と富を実現させようと
しかし一旦ドアが閉ざされると、もう彼は用なしだ
そこにはもう、空回りの日々しか無い
彼は背を向け、かつての伝説を思い出す
アメリカと呼ばれた、神秘と不思議の伝説を

 
見知らぬ者もここでは大歓迎だった
からりと晴れ渡った日々を音楽は伝えてくれる
人々はあらゆる場所からやってきたし
受け入れられる部屋も十分にあったのだ

 
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アメリカの現実を指摘するというよりは、かつての開拓精神の誇りを懐かしむ、というふうに聞こえますね。Steely Danあたりと比べて歌詞の突っ込みが甘いというか。まあアーティストの性格上、仕方のないことかもしれません。