女子バレーボール・五輪最終予選


女子バレーボール・五輪最終予選。我が全日本は思いの外苦戦を強いられています。韓国に負け、タイにはかろうじて勝ったものの、相手監督へのレッドカードでタナボタ式に勝てた(^^;A 全体として守備・繋ぎも悪く、ミスで自滅のケースも有ります。


ちょっと愚痴になりますが、今回の五輪最終予選、がっかりした、ってのが率直な印象です。まあ五輪メンバーから、ベテラン司令塔の竹下、ベテラン守護神の佐野が引退した時点で、弱体化はさけられないのはわかっていましたが。


派手なアタッカーに目が行きがちですが、守備から球出し司令がいかに大事か。若い宮下と佐藤を責める意図はありませんが、この3年半眞鍋監督は何を強化していたのか。ハイブリッド6なんていう派手なハッタリばかりで、ミドルの強化、そしてリベロ、セッター強化を本当にちゃんとやってきたのかと言いたい。特にセッターについては、色々な選手を試してきた経緯は知っていますが、選んだ宮下を鍛える事をちゃんとやっていたのか? チームと代表ではゲームメイクもトスの質もまるっきり違うし、そこら辺はセッター出身の眞鍋さんが直に教えないといけない点と思います。そこをちゃんとやってきたのかなあ?


ミドルにしてもそう。若手の駒不足も有りますが、これこそハイブリッド6の弊害箇所です。荒木、山口のベテランの個人技に頼って、大竹、島村、川島などを、チーム戦術に溶けこませる指導をやってきたのか?宮下が、なかなかミドルを使えないってのは、彼女の責任だけではなく、ミドルを活かしたチーム戦術の詰めの甘さが有るのではないか?


五輪直前になっていますが、このままじゃ出たとしても、一回戦敗退が目に見えています。(厳)忍耐して若手を育てる時期に入ったのは、こちらもじゅうじゅう承知していますので、メダルを!とは言いませんが、守備から繋ぎの面、もっと詰めていかないと。課題は山積ですよ。(ーー;