演技者として
■安藤美姫・2007年世界選手権フリー・メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。
2007年、ノーミスで世界女王輝いたときの映像です。
私も、モロゾフコーチのプログラム構成については、ジャンプに集中するあまりなめらかな舞踏性がなくなり面白くないと批判してきましたが、安藤選手の技術には何も文句はないです。特にジャンプは姿勢欠点が皆無、素晴らしい。
だから私生活での選択がどうであろうと、いい演技さえしてくれればそれでいいのです。いい演技と結果が出る演技とは、また別なのが難しい所ですが。でもこの人も、事あるごとに叩かれる運命なのか(苦笑)また茨の道になりました。しかしその度にはねのけ、演技者としての表現を大きくしてきました。
信じたいと思います。