おばあちゃんはジャズドラマー


・・・・号泣もののドキュメンタリーをみつけました。2000年放送。


■ジャズばあちゃん 夢のセッション アメリ



・・・もうね、音楽って素晴らしい。音楽に生きるのって素晴らしい。孫娘も、向こうのジャズメンも、愛情と思いやりが素晴らしい。(TT)


調べてみたらこの方、星富美子さんは、戦前の昭和8年とかに既に現役プロドラマーだったと!(@@)戦中は敵性音楽で演奏出来ませんが戦後復活。ビッグバンドで進駐軍周りもしていたと。だから外人慣れしてるし、片言英語でもフィーリングで通じちゃうんですね。


このおばあちゃん、2000年当時81歳。歳を取っても音楽センス、ドラムセンスを失っていないのもすごい。ちょろっとオカズを入れたり、ライドシンバルのビートに替えたり、流石に分かってますよね。で、本場の黒人ジャズメン達も、きちんと尊敬と敬愛をもってくれてる。


カッコいいのはもちろんだけど、戦前・戦中はジャズは敵性音楽。しかも女が楽隊なんぞをと絶対言われていたはず。娘盛りに戦争で、想像を絶する苦労をして来たはずです。それを考えるともうね(TT)


富美子さんは2009年、91歳まで長生きし、星になったそうです。つつしんで哀悼をお祈りします。