雪村いづみ再再礼賛


雪村いづみ佐野元春「東京シック」

雪村さんのなんと新曲!佐野元春プロデュースによるビッグバンド・ジャズナンバー!\(^^)/


今夜国営放送Tvで、雪村さんの特集がありました。何故今時?と思ったら、この新曲が出たんですね。


ご存知のように、1950年代、美空ひばり江利チエミと「3人娘」と呼ばれた時代から、ジャズを中心に歌い続けて来た、日本最長老のベテラン。前時代の人と言うなかれ。今チャラチャラロックやってる歌手の方が、リズムは悪いし英語はダメなヤツはたーーくさんいる。日本のポピュラー音楽のすべてが外来文化である以上、その根っこでパイオニアとして洋楽を吸収した雪村さんの実力は、たとえスタイルが多少古くなっても揺るぎない。尊敬されるべき「洋楽かぶれ」の元祖のひとりなのだ!


生家は裕福で、ハイカラな父母だったが、終戦の翌年父親が自殺。残された母親が慣れない事業に手を出し莫大な借金を抱える。いづみさんは中学を卒業すると、何故か新橋のダンスホールに出入りし、歌で小金を稼ぐようになる。


その後、三人娘として、アイドル、映画女優として活躍。


二度の渡米。一度目こそ珍しさでもてはやされ「エドサリヴァン・ショー」等にも出たが、二度目の渡米時には忘れられ、場末のクラブで歌うためにも必死でオーディションから始めて居たそうです。


やっと借金返済のめどがつき、1970年帰国。東京音楽祭、世界歌謡祭等でグランプリ受賞(私は泣かない…http://youtu.be/9e35_GvJXcs)以降はスケールの大きな歌手として、時には女優としても活躍しておりますね。


雪村いづみ「恋人になって」もー最高のブギ!(^^)


「モットーは、今を楽しく、一生懸命に。だって先の事は解らないじゃない? だからその時に身を任せるの。でも流されるんじゃなくて、精一杯一生懸命にやるの。そして、楽しく、ね。」


雪村いづみ「ケ・セラ・セラ」