GPファイナルショート


・・・波乱・・・なんだろうか。フィギュアスケート・グランプリファイナル、ショート見終わりました。


まず高橋大輔選手がまさかの出遅れ、6人中5位スタート。セカンドジャンプのコンビ不足が響いた。首位パトリック・チャンとの点差も10点ほどあって厳しい。まあこれも時の運か。4回転をショートからばんばん跳んでいく大会で、その後のリカバリーも彼はちゃんと練習もして来たはずだが。


羽生君も4回転お手つきながらも転倒までは至らず。その後のリカバリーもできました。良かった。やや顔の色つや表情が冴えない気がしたけど気のせいかな。


外国勢。4回転成功のフェルナンデスより、もともと4回転の入っていないアボット君の方が上なのは、プログラムの良し悪しのせいですね。と、コーチの差(笑)


パトチャン、4回転成功後、続けてコンビつけようとして、なんとフェンスに激突! いや大事には至らずすぐに演技継続しましたがびっくりしました。それも1位です。相変わらず吸い付くようなスケーティングですが、でも点数出し過ぎじゃあ? 地元の利で彼がもっていきそうです。ここは面白くないですな。


さて女子。真央ちゃんのお母上のご不幸には心よりご冥福をお祈りします。代表なんだから帰って来ず試合に出ろというのは、人でなしの発言だよ。


あっこちゃん。2位発進で上々ですが、NHK杯で成功した3ー3が3ー2になってしまった。ちょっと嫌な滑り出しですね。フリーでは爆発してほしいです。


シズニー4位、レオノワ3位はジャンプの差。なんだけど、この二人は多少ミスしても見応えがあるというか、好きだなあ。世界最高のスピンと所作の美しさを誇るシズニー、逆にはじけるエンタテイナーぶりが売りのレオノワ。タイプの違う二人を見ていると、本当「フィギュアスケートファンで良かった」と思います。


でもってカロちゃん(コストナー選手)が、これが良かったんですよ!!まったくノーミスに加えすごい余裕ある表現で。大柄な選手なのであっこちゃんみたいなステップの切れは望むべくなんだけど、その分おおらかで演技が大きい。ショスターコービッチのピアノトリオなんて誰も知らない難しい曲を、よくも滑りこなしてくれました。漏れ聞こえる彼女の、頭の良さ気配りの素晴らしさ「性格最高」ぶりも含めてファンなので(笑)このままフリーも行ってほしいですね。