無声映画初体験


・・・昨日4日日曜日は、某ミクシーでお世話になって居る、無声映画活動弁士活弁女郎(メロウ)さん」の「活弁映画上映会」に行ってきました。


■ブログ「活動弁士は七変化」
http://ameblo.jp/bensi/


いわきに来ると言うので、こりゃ万難を排しても行かねばなるまいと。郡山からは高速バスで約2時間。頃合いのいい距離ですが、途中オシッコしたくなってヒーでした(++)ま、トイレ休憩あったけどね。


いわき市文化芸術交流センター「いわきアリオス」2008年オープンの新しいホールでピカピカです。大ホールは桟敷席4階までのオペラ仕様。震災で多少被害は受けたが、流石に新品。短期間で再オープンとなりました。


今回は県の青少年向けイベントで、津軽三味線とジャズピアノ(ソロ)コンサートとの競演でした。


映画上映作品はこれ。


ロイドの要心無用
http://www.ivc-tokyo.co.jp/yodogawa/title/yodo0044.html


戦前の伝説的コメディアン、ロイド眼鏡ハロルド・ロイドですな。私も初めてみたんですが、ビル壁よじ登りシーンは、今見てもスリル。どうやって撮ったんでしょうね。


メロウ姐さんの活弁は、流石プロ! 七色の声、どころか、いったいいくつの声、いくつの役柄を一人でこなしているのでしょう? 老若男女、主役端役、正義悪漢、全部声のキャラを変え、場面に応じて適切な声で台詞を言わねばならない。こりゃアニメ声優さんの軽く4〜5倍の仕事量ですよ。しかーーも、「台本も自分で書く」のだそうです。大変な芸です。でもって主役はあくまで「映画のストーリー」ですので、観客には弁士の存在を忘れさせられるぐらいに、自然な語りでなくてはならない。


「今日のはまだ消耗しない方よ。チャンバラのすごいのとか活弁すると本当に消耗する。2キロぐらい体重落ちるよ。」という。


改めてメロウ姐さんが、芸能人さんだったんだなあと、尊敬申し上げたテリーでした。m(__)m