ヒマワリ・ナタネでふるさと奪還を!

DASH村浪江町と公表…動物も避難
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1581202&media_id=8


「鉄腕!DASH!」の「DASH村」が、浪江町津島地区にあることは、地元の人間は皆わかっていた。TOKIOのファンじゃないが、やってる内容がただの農業体験の枠を越え、毎週かよって10年継続している、その徹底振りが天晴れと思ってみていた。


昨晩の番組では、リーダー城島が、福島市内の親戚宅に避難していた地元のおじさんを訪ねる模様が放送された。避難所も一箇所であるが訪れていた。メンバー全員で来て欲しかったが。他のメンバーはインタビュー形式でコメントを寄せていた。「必ず復興する。このまま村を見捨てる選択肢はない」と口々に言っていた。テレビ番組の中とはいえ、彼らの言葉は心強かった。


まだ原発は収束どころの騒ぎではないが、そろそろ国や県も「土壌や水の除染」を、真剣に考える部署を作って、取り組み始めるべきだと思う。ひまわりを植えるとよいとか、実際いろいろな方法もネットで提唱され始めている。土と水を取り戻さないと、ふるさとへ帰ったことにはならない。このDASH村の復興が、われわれの「ふるさと奪還!」のシンボルになってほしいと思う。


・・・その「土壌改良、ヒマワリ・ナタネ植え付け」について、地元福島県の、僧侶兼作家、玄侑宗久(げんゆうそうきゅう)さんが、政府復興会議で提案、「イエロー作戦」と名づけて、真剣に討議が始まったそうだ。


玄侑宗久オフィシャルサイト
http://www.genyu-sokyu.com/


アブラクサスの祭り」等の小説で知られたこの和尚さんが、冷静で公平で、しかも建設的な考えを提言してくれるのは大変ありがたい。自分の町だって風評被害はあるのにね。


「国はそろそろ国際社会に対しても公式に謝罪すべきだ」「全電力会社を一時国営とし、人材技術を集約すべきだ」まったくその通りである。


ただこの「イエロー作戦」も、5月まで種播きしないと間に合わないらしい。完全立ち入り禁止となった20キロ圏内では、今年はは無理。となると、土壌改良がまるまる1年、遅れてしまうことになる。なんとかならないものだろうか。泣。


■スーちゃんの辞世の句・全文
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/100/79919.html


テレビなどで繰り返され、つらくてもう見たくない方もおられるだろうが、やはり刻んでおかなければならない。当人「幸せでした」と心から言える人生。ならば「よい終焉」だったのかと思う。ランちゃんミキちゃんとの絆も、終生保たれた。人とこれだけ深い絆を取り結べた人生なら、なんと素晴らしいことかと思う。


しかし見事な辞世の句である。アニメ監督の今敏さんもすごかったが、スーちゃんも、これほど悟って死に臨めるとは・・・。


>いつの日か、妹・夏目雅子のように、支えて下さった皆様に、社会に、少しでも恩返しできるように復活したいと思っています。


・・・これは、輪廻の中で後生次生で、もし今一度生を受けるなら、社会に貢献したいということだろうか。スーちゃんの意思はきっと叶うよ。合掌。