モロゾフコーチ本出版!


・・・フィギュアスケート、げげ、モロ男コーチ、本書いたんか(@@)


■フィギュア・モロゾフコーチ、著書出版記者会見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100115-00000002-oric-ent


「皆さんは、荒川選手がトリノで金メダルを取って、次は安藤や織田も…って思うかもしれないが、そんなに簡単なものではない」


・・・そりゃそうだ。でもスケートファンは解ってるけど一般人はわからないことだろうから、言っておいてもいいんじゃない? 自身負けたときの言い訳にもなるし。いやちょっとブラックな意見。笑。


「(日本人選手を完全に)理解することはやはり難しい。正直(自身が)疲れている部分もあるし、ミスコミュニケーションも多々あった」


・・・甘えん坊のミキティをいっぱしにするだけでも、大変だったし疲れるでしょう。が、とにかく生徒を取りすぎ。仕事をやりすぎ。一日中氷上にいるワーカホリック振りは知られているけど、自分で自分を忙しくしている。村主ん時は向こうも悪かったけど、無駄に疲れているんじゃないのか。もうちょっとゆっくり、日本人と日本文化について、見聞を深めるくらいの余裕を持って欲しい。


「技術以外の部分(精神、教養など)の向上も一流のスケーターには必要不可欠」


・・・それは君にそっくり返す(爆)モロゾフコーチはベラルーシ出身。辺境の出と言ったら差別になるけど、そのせいかどうも振り付けに……なんというか「品格」みたいなものが、足りてない気がするんだ。例えば安藤の「レクイエム」の曲なんか、独・仏・伊の人間なら、恐れ多くて使わないんじゃないか。「クレオパトラ」にしても、ねらいは徹底して解りやすいし、減点制新ルールにのっとって潔いが、あまりにも「毒を食らわば皿までも」と言う感じがする。もっと深い、心の奥の奥からにじみ出てくるような表現には、なってない気がする。


モロゾフコーチはまだ若い。日本人以上にくそ真面目な性格。演技中の選手を見てる時の、ユーモラスなまでの入れ込み振りも、テレビで抜かれて皆知っているでしょう。スケジュールをわざとぎりぎり変更したり、気分屋でわがままな芸術家の一面もある。そのくせインタビューマイクなんか向けられると、あがって顔を真っ赤にして一生懸命答える。すごい魅力的な人間です。


だからモロゾフコーチには、単に五輪でのメダル、というだけではなく、さらにその上まで目指して欲しい。それは何かというと、いまだに語り継がれる「伝説の名演技」だね。アイスダンスのトービル&ディーンとか、女子シングルならカタリーナ・ビットとか、あの領域まで行ったものを作って欲しい。出来るはずです彼なら。


・・・で、どうしよう。本買うかな。モロを儲けさせるの嫌だなあ(爆)