グラチャンバレー初戦韓国戦

・・・グラチャンバレー初戦韓国戦、３−１（22-25、27-25、25-16、25-10）で勝ちました。

でも良くなかったです、ほめられません。日韓戦だから楽に行けないことは解ってたはずなのに、何か皆スタートのエンジンがかからなかった。特に木村さおりん。守備とつなぎの要なので、彼女が調子が悪いとチーム全体が回っていきません。３セット以降急にチームが良くなったのは、ライトで途中から出た山口選手がノーマークで当たっていたせいもありますが、木村さおりんが、特にキャッチとパスの面で回転し始めたから。本人もその役目は重々解っていると思いますが……。

サーブの狙いすぎミスは、ある程度は仕方がないですが、やっぱり終盤でやられるとガクっときます。あと竹下選手以外の人が上げる「２段トス」の精度もよくない。特に真鍋ジャパンでは、世界のすう勢に合わせて主にセンターが２段トスを上げるシステムに変更したので（去年まではライトの高橋みゆき選手が主に上げていたはず）荒木・井上両選手には、しっかり練習してもらいたいです。ブロックも少ないし、センター陣は大変だけど頑張って欲しい。

しかし韓国、いつのまに190cmの選手が３人揃った。高い。栗原がことごとく捕まるシーンも目立って、大いに苦戦されられました。若さ故の荒さがあって今は十分機能しないけど、この高さにパワーと経験が付いてきたら本当に怖いです。ここ２〜３年、韓国は本当に我慢して我慢して、若返り・大型化を図ってきた。今もその途上です。この我慢が実を結ぶのも、そう遠くはないはず。その時日本はどうするのか。今から考えておかないといけません。

うー初戦は偉そうにお小言になりましたが、明日のブラジル戦、暴れて一泡でも二泡でも吹かせて欲しいです。