風吹く潮目の年


・・・最近、有名人の病死のニュース、それとスポーツ選手の引退のニュースが多い気がする。輪廻を信じれば死も再出発といえるが、何か運命・運気の節目という感じがしてならない。


今年は自分の周りでも、長く交流のあった人が去って寂しくなっていく年だった気がする。まあ家族の不幸はなかったのでよかったが、気がつけば仕事のセクション・メンバーの顔ぶれも、バンドメンバーの顔ぶれも、正月の時点とはがらりと変わっている。自分から環境を変えたり動いたりはしてないのにこうなっている状況には、ちょっと愕然とする。


それと、これはもう夏前の話だが「ぷち失恋」した(爆)これは……言うまい(爆笑)。


そんなこんなで、中年の危機もあって、バンド活動で華やかなことばかり書いているが、結構心の中では、寒い風がぴゅーぴゅー吹いた年だ。


望みや願いは欲望と紙一重である。願うから望むから、それが破れた時に悲しい。「自分のことは考えに入れずに」「ひとから望まれたことだけを精一杯」この生き方にチェンジする、今が潮目だ。