歴史の偶然8月15日

・・・お盆、終戦記念日でしたね。いろいろな人の魂が帰って来ているはずです。


しかし、この盂蘭盆と、終戦の日が見事に重なったことが、不遜な言い方だけど、歴史の偶然の面白さだと、つくづく思いますね。おかげで日本人は、この日はどうしても祈らくてはならなくなった。先祖と英霊と、魂帰りの中で、生と死の営みの悲しさと儚なさと脆さ、だからこその有り難さと、そして平和を。うだる暑さの8月15日は、重く、うんざりするほど悲しいです。


玉音放送の全文と音声データのページ
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/3935/ww2/syusen.html


・・・なかなか全文は読む機会も無いし、読んでも面白くないですけど、まあ一度ぐらいは。こういうものが堂々と一般の人によって公開されていることは、素晴らしく平和な証拠でもありますしね。


昭和生まれの僕たちが皆死んでしまった後、昭和という時代はどう語られるんでしょう。戦争の暗黒時代として、思い出したくもないこととして、触れないタブーとして、歴史から抹殺されていったりもするんでしょうか・・・。