私的音楽事始その1
・・・思いつきで、今回から断続的に、私が音楽とであった中学時代のことを、主に作曲&アマチュアバンドを始めるきっかけとかの面から、書いていきたいと思います。以前のホームページでもくりかえし語ったことではありますが、自己確認の意味とそれと、寄る年波の愚痴と昔話のために。笑。
まず子供時代の頃のテレビの歌番組。当時は「夜のヒットスタジオ」「ザ・ベストテン」「歌のトップテン」など、各局こぞって歌番組がありました。私も、古くは南沙織にはじまって、山口百恵、太田裕美、松田聖子と、主に女性アイドル中心に(なぜって男の子ですので…笑)見ていました。
で、その歌番組で、歌のイントロの時に、曲名と同時に必ず、作詞作曲家の文字テロップが出るんですね。こっちが別に「作詞は誰?」なーんて聞いてないのに、毎曲必ず出る。これは一体何だと、思ったわけですよ。作った人は、それだけ尊重されるんだなあ。偉いんだなあと、子供心に刷り込まれたわけです。
さらに歌番組の作曲家名を見ていくうちに、自分の好きな曲は、ほとんど同じ人が書いていることがわかったんです。そう「筒美京平」先生ですね。(^^)さらに詞のほうも、同様に自分の好きな詞はほとんど「松本隆」先生の作詞だとわかった。これがわかったときって、結構ショックな発見だったというか「そうかあ〜〜」と納得しましたね。まずこれが、原体験その1です。
ですから、この2人のエポックとなった「太田裕美」作品が、アイドル歌謡曲の中では最高に好きってことになりますか。後になってこの2人は「黄金のソングライター・コンビ」として評価されていくんですが、それはまだ先のことです。
・・・やがて中学に入って、ギターを手にするわけですが、その話はまた今度。