他人でありたい自由

いやはや。フィギュアスケート世界選手権のエキシビション、面白かった〜〜〜。○ジテレビなので作りは臭めだし、インタビューとかがしつこくてイヤなんですが、それでも、旬なスポーツの魅力、つくりでない面白さが溢れていますね。選手たちの演技も、競技会より良かったりしますし(笑)オオトリの安藤ミキティーと絢香のコラボには、涙した人も多いのではないでしょうか。歌手にとっても嬉しいでしょうね。ペアもアイスダンスもキムヨナちゃんも皆良かった。今日本勢が最高に強い競技、フィギュアスケートという競技を、今観ないでどうする! って、強く思いました。

さて話題急変。私も秘かにやっている、ソーシャルネットワークサイト、ミクシーについて、またニュースになっていた。

mixi読み逃げってだめなの?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070322-00000026-zdn_n-sci

・・・確かに、ミクシー日記に限らず、ブログや書いたものについて、コメントは誰でも欲しい。けど、だからといって、読み逃げは失礼で、許し難い行為だとは、いくら何でも言いすぎだ。これじゃまるで大昔の体育会系。あるいは「オレの酒が飲めねえってのかよ!」っていう、無茶苦茶な酔っぱらいと同じ。21世紀にもなってこんな前時代的な考えが、しかも若い人を中心に起こっているとは呆れる。まったく相手の自由を尊重するということが分かっていない。忌憚無く言わせて貰えば、まるで子供で、自立していない甘ったれた考えだと思うぞ。

淋しいから、繋がりたいから、人は人を求める。しかししょせん人は人、相手という存在を自分の色に変えようと言うのは、それはわがままだ。本当の関係というのは求めず貰わず、できれば与えもしないで、ただそこにいて何も為さないで、それでも互いが救われなくてはいけない。その一歩として、相手が通り過ぎる自由、あなたから遠ざかる自由、あなたと他人でありたい自由を、許すべきではないだろうか。