恋愛の遺伝子

もういっこ。「恋愛・人の選り好みと匂い」の関係について、面白い記事があった。

>44人の男子学生に同じTシャツを2晩着てもらい、50人の女子学生にそのTシャツの匂いをかいでもらって、好感度を採点するというものです。「とってもいい感じ」から「とっても嫌」まで10段階評価で採点をしたのですが、「MHC遺伝子」という遺伝子の型が、本人のモノと似ていれば似ているほど女子学生の採点は辛く「とってもイヤ」となり、かけ離れているほど「いい感じ」と、良い評価をするという結果が出ました。

・・・どうやらこの「MHC遺伝子型」の違いというのが、人が人に対して好感を持つか持たないかの鍵を握っているようだ。分子生物学の詳しいことは本をきちっと読んだ訳ではないので解らないが、非常に面白いと思う。

>6歳から25歳の子どもがいる5家族に、3日間同じTシャツを着てもらった。その後、見知らぬ人が同じように着たTシャツと混ぜて、臭いの識別をさせたら、次の結果が出たそうです。
>1. 父母は子どものシャツをほぼ識別でき特に母は鋭敏だったが、兄弟の違いまでは識別できなかった。
>2. すべての子どもは父のシャツを識別できた。
>3. 母のシャツは、9歳〜15歳の子どもだけが識別できた。
>4. 家族と他人のシャツとどちらのシャツの臭いを好むかを聞いたところ、他人を選ぶ人が親子とも圧倒的に多く、特に母が子どもの臭いを、子どもが父の臭いを嫌った。
>5. 異性の兄弟姉妹が互いの臭いを嫌ったのに対し、同性間の嫌悪は見られなかった。
>研究班は、この反応こそが、「近親相姦防ぐメカニズム」といっています。

・・・これもすっごいおもしろく感じました。出典元は以下のページです。ここは他の記事も面白くためになる。ご興味ある方は一読を。

■教授インタビューサイト「こだわりアカデミー」より「恋愛を左右する遺伝子」
http://www.athome.co.jp/academy/genetic/gen06.html
■社会科の先生のサイト「未来航路」より「男と女を考える」
http://miraikoro.3.pro.tok2.com/study/mekarauroko/otokotoonnna.htm