禁煙の弊害、入れ歯の弊益

禁煙成功して1年突破しました。昨年2月以来1本も吸っておりません。

すんなりやめれて、さしたる禁断症状もなかったことは、自分でも不思議に思う。もっと壁を掻きむしるとか、床をのたうち回るとかするかと思っていたのに(笑)まあ昨年の冬〜春はそれだけ体調が悪かったということだが。
面白いのは、今まで何十年も喫煙していた母親までもが、私を見習って(?)すっぱりやめたことだ。我が家の灰皿は実に綺麗になった。して思うに、タバコはそもそも、それほど依存性は強くはないのかも知れない。

皆がよく言うように、健康で食べ物が美味しくなったか? というと、それはなし、前と変わりません。小遣いが増えたか? というと、家庭の事情でそれもなし(泣)

逆にタバコをやめた弊害がある。それは気分転換。仕事や考え事でぐーっと集中するときと、ふっと息を抜くメリハリが、タバコがないとやはりつけにくい。タバコで集中力が高まる面って絶対あると思う。今は会社にお茶の水筒持参して、気分転換は外に出て深呼吸して、2〜3口お茶飲んで、それでやってますが、冬は寒いしなかなか難しい。

だから、自分が禁煙したからと言って、人にしつこく勧めたりはしません。ただ他人に迷惑かけない分、やめて良かったとは思います。はい。

もいっこ、前にも書いたが、昨年から「入れ歯」になった。苦。

まず味覚ががくんと落ちた。何を食べても今までの半分ぐらいしか味を感じないのだ。毎回の食事が全然楽しくない。それどころか外食時など苦痛なときもある。それと技工士のウデが悪いのか、特に下の入れ歯が固定せずぐらぐらして噛みづらい。お煎餅、タコイカ、ピ−ナッツなどは永遠に「さよなら」であるし、ご飯もかなりやわらかく焚かないといけない。つぶつぶが間に入り込んで不快で、毎食後取り外して洗う必要がある。でも会社での昼食後は、人前ではカパカパ外すわけにも行かず、不愉快なまま午後の仕事に突入したりもする。まったく辛く悲しいことである。

ただし、いっこ「入れ歯の弊益」がある。それは「風邪を引かなくなった」ことだ。

朝晩の入れ歯脱着時に、念入りに歯を磨くようになり、ついでにうがいも良くするようになった。そのせいで口の中の雑菌が減り、風邪を引きにくくなったのだろうと思う。歯を磨くときに歯ブラシでほん〜〜の軽く、舌の上や上顎の裏板を磨いてやると、より効果的だとも聴いた。ただし、やりすぎると口の中を痛めるけど(苦笑)

禁煙にも弊害があるし、入れ歯にも幣益がある、と言う話でした。