昭和歌謡を2曲


・・・尾崎紀世彦氏が失踪のニュースでびっくりしましたが、病気入院中だそうです。ご快癒をお祈り致します。


で、その件でちょっと調べていましたら、この曲にでくわしました。


■ズーニーブー「一人の悲しみ」




そう。尾崎さんのヒット曲「また逢う日まで」と同じメロ、異詞同曲です。実はこっちの方が早い「原曲」なんだそうです。作詞:阿久悠・作曲:筒美京平。ズーニーブーはバンドで、他に「白い珊瑚礁」のヒットがありますが、この原曲は売れなかった。で何でも、当時の尾崎さん側のスタッフがこの曲を気に入っており、阿久先生に熱烈に「詞の改作」をお願いしたのだそうです。で、ビッグヒットになったと。皮肉な物です。


ズーニーブーのリードヴォーカルの町田義人さんは後に、薬師丸ひろ子の映画「野生の証明」のテーマ「戦士の休息」というのがヒットしました。




もう一曲、今度はベテラン女優さんの若い頃の歌を、聴いてみましょう。


山口いづみ「緑の季節」



この人は70年代80年代、時代劇とか刑事物とかにしょっちゅう出ていました。この間の水戸黄門最終回にも出たのかな。うりざね顔で切れ長の眼で額が綺麗で、私見ですが私のマドンナ、フィギュアスケート村主章枝選手に似ているかなあと(#^^#)


でも見目は置いといて、この曲は楽曲も素晴らしいと思うんですよ。ものすごいリズミックで。洋楽の5th Dimentionあたりが元ネタかなとも思いますが、 さわやかで明るくて「向こうっぽ」かった。当時の日本では抜群にあか抜けていました。作曲は鈴木邦彦さん。いろいろ書いてますが、某国営放送の「のど自慢のテーマ」が有名です。


で、山口いづみさん。最近では毎年ライブハウスで、ボサノバのコンサートで歌手活動もやられているようです。(^^)