定番卒業式ソング「旅立ちの日に」



この曲を、夕べのラジオ放送で、あのPerfumeの3人がアカペラで歌っていました。で「のっち」かな?男声パートを完璧に歌ってちゃんと合唱にしていた。おそらく学校で習ったんでしょうかね。


今や全国各地の中学校の卒業式で歌われるこの歌を、知っているか、知らないかで、年齢がばれてしまうそうです。ちなみに私は全く知りませんでした。


それもそのはず、作曲されたのが1991年。埼玉県秩父市の、中学校の校長先生が作詞、音楽の先生が作曲したそうです。


当時そこの中学校は、校内暴力等もあって荒れていた。新任の校長先生は「歌声で学校を明るくしよう」と考えて、合唱の時間を増やした。最初は生徒も抵抗したが、2年3年と経つうち、次第に歌声が校舎のあちこちから響くようになって来たそうです。


で、3年目の卒業式に当たり、「この学校だけのオリジナルソングを作ろう」と両先生が考えて、作られたのがこの歌。最初は先生方から卒業生へ、はなむけの歌として歌われたそうです。


それが評判を呼び、数年かけて他校、県内、全国へと広まったといいます。素晴らしいですね。これこそがポピュラーソングの本来あるべき姿では無いでしょうか。


その両先生がインタビューに答えている、ドキュメント番組がアーカイブでつべにありました。ご興味ある方はどうぞ。


■「旅立ちの日に」の奇蹟(1)
http://www.youtube.com/watch?v=vJAWvfOzoiQ


■「旅立ちの日に」の奇蹟(2)
http://www.youtube.com/watch?v=_czzMgwqsZk


■「旅立ちの日に」の奇蹟(3)
http://www.youtube.com/watch?v=yHOrDET_z-o