お残しは許しまへんで〜
ん?また教師とPTAの間で解せないニュースが。
■時間オーバーの給食、布に載せ食べさせる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110211-00000018-yom-soci
給食を残しがちな小学校1年生の児童。昼休みに少々食い込んでも、出来るだけ頑張って「完食」させること。ちょっと可哀想だけど、これ結構、しつけとしても食育上でも大事なことです。
でも給食の食器は時間までに返却しないといけない。ので、先生は仕方なく、布製のマット等をお皿代わりにして、児童に食べさせていたんですね。
これは……またニュースになるほどの、不祥事とは思えません全然。
この先生は58歳男性とある。女の先生なら家からお皿を何枚か持ってきて、お残しする子たちのために使うことも考えたでしょうが、男の先生だとそれもなかなかやり辛かったんでしょうね。粗野に育った年代でもあるし。
衛生面は清潔な布であれば問題ないと思います。問題は、子供が結構、屈辱的なことでしょうね、泣いちゃう子供も居るかも知れない。親としてみれば「うちの子にマットから食事させるたあ、犬扱いか??」てな苦情が出たと推測します。
でも、この先生には同情します。「完食させたかった」という先生の指導方針は正しい。やり方は頂けなかったけど、悪い先生じゃありませんよ。
これを機会に学校全体としても、無理にとはいわないけど「お残しを減らす」ために、どうにか方策をとって欲しい。時間が来たからと言ってただちに食器は返さないといけないとか、そんなシステマチックなことは言わないで。
そして何より、また同じ結論を言いますが、この程度の問題がニュースになって伝播する社会の方が問題。何故漏洩するのか? そのチクリ体制は、本当に不気味。そっちの方が大問題です。