ライブ報告

はい、そいでもって自主主催合同ライブ「バンドフェスタ」が終わりました。

結論から言って、「お客はパラパラ、バンドだけが燃えた」(笑)コンサートでした。キャパ500のホールに、どれだけ入ったろう。一番入った時間帯でも100人いかないんじゃないかと(泣)へたすりゃ50、いや30人とか、悲しいくらいにお客さんが入りませんでした。

「宣伝不足が原因では?」という意見もありましたが、広告屋の自分としては最大の手は尽くしたつもりです。ですからやっぱり、アマチュアで下手という「根本」に問題があったかと。

同じ会場で、シンガーソングライターの「イルカ」のコンサートが今度あるんですが、それはさすがに即日完売だったそうで、まーやはり違いますね。

もっとも、アマバンのライブというのは一種の「お祭り」で「わいわい楽しむ」要素がないとちょっと辛い。素人をやじったり声を掛け合ったりが楽しいのであって、その雰囲気が出ない堅苦しいホールは合わない。それに客層も、「昔バンドをやってた」とか「今他でやっている」とかそういう方がどうして多くなる。どうしたって少数です。

それと、小さいお子さん中心に生活が回っているご家族、これはどうしても、音楽好きな家族でも、ライブとなると、子供のことを考えちゃって二の足を踏むでしょうし。託児所・保育園・保母さん付のコンサートなら別かもですが、それはさすがに難しい(笑)

本当の意味での一般のお客さん、道行く人を振り向かせるだけの演奏は、ものすごーく難しいことだと、改めて痛感した次第です。

ですが出場していただいたバンドは皆、すごい熱演してくれました。全員リーゼントで決めたロカビリーバンドさん、強面ですが実は腰が低かった(笑)音楽好きの3家族合同のビートルズコピーバンド、ジョン役とポール役の父ちゃん二人の「地声親父のハモリ」は、若干不気味ながらも決まっていました。(笑)経験豊かな親父バンドの姿に、高校生たちが「やばいよ〜このバンド!」ってのを連発していました。

私は自分たちの演奏時以外は、ずっと袖に丸椅子を持ち込んでみていたんですが、高校生も、親父も、仲良く一生懸命に演奏している姿をみているだけで、いいなあ〜と、しみじみじわじわ思いましたよ。

でもホールライブは……う〜ん、考えなくちゃいけません。