続・竹下選手がMVP!

・・・竹下選手のMVP受賞が「デキレース」ではなかったか!という点が、一部の方からさわがれています。

問題となっているのは記者投票のシステムの不透明さです。当初「外国人記者」が選んだ、とされていたのですが、それは実は嘘で、「日本人記者」はおろか「報道スタッフ(らしき人)なら誰でも」投票用紙が配られたこと。ロシア対ブラジルの決勝戦を待たずして投票が締め切られたこと。最終前日までの各部門(アタック、サーブ、ディグ(守備)、セットアップなど)の最優秀者リスト数人からのみ選出されたこと。で、結局その投票も、集計結果など公表されず、ヴァリボ協会側が根拠薄弱なまま「竹下!」を選んだ、と、こんな図式になっているそうです。

ひどいシステムです。これでは不正といわれても弁解できない。しかもおかしいことに、各部門賞は厳密に数値化されて文句がないのに、最後の最後がこんなにズサンなのは不自然です。

何よりこれでは、渦中の竹下選手本人が可哀想です(TT)柳本監督や選手たちも皆「外国人記者の満場一致で決まった」という、どこから来たのか解らない情報ですが、それを信じています。(ワタシも信じました)

デキレースがあったのか、なかったのか。テレビ局・スポンサーとヴァリボ協会側の癒着があったのか、なかったのか。それとも単に、システム・方式がずさんなだけだったのか、それはわかりません。ここ数年のヴァリボ中継のショーアップ化、テレビ番組化は、確かにファンは増やしましたが、明らかにやりすぎです。興業・エンタメビジネスとして拡大しすぎ、スポーツの本質を見失っています。そんな中でコレが起こった。極めて疑わしい。ジャパンマネーは、結構強かったと言うことでしょうか。やりきれない思いです。

しかーし!

不正があろうがなかろうが、竹下選手が素晴らしい選手・アスリートであることは、何ら変わりがありません! 外国の監督や選手がこぞって、「嫌な選手は高橋と、そして竹下」と口を揃える。そして何より、プレイを観ている我々が解っている。

だからやっぱり「MVPは竹下」なのです!!

疑惑の有無、システムの不透明さはまた別問題、ヴァリボ協会に対して迫る必要もあると思います。セッターを大型化して守備面での穴(コレは残念ながら歴然と存在します)を無くす問題も又別。ファンのみんなは、私達は、スポーツに群がる守銭奴に怒っても、決して竹下選手のMVPを、恥じ入ることはまったくない! わたしたちのMVPが、竹下選手なのだから!!