だらだらの夏ではなく

さて、だらだら書きますか。

サッカーはダイジェストで済ませてます。アルゼンチンに続いてイングランド、ブラジルまでも敗退とは(泣)特にファンだったアルゼンチンの敗退はちょっとショック。
その裏でテニス、ウインブルドン杉山愛ヒンギスに勝った! おめでとう! 彼女も三十路。メンタルのきついこの競技、大きな怪我もなく長く続けられて、本当によかった。頑張った人には神様は必ず微笑むよね。継続は力なり。杉山選手はホントに偉いです。

小泉首相プレスリーの邸宅「グレイスランド」訪問で大はしゃぎ。う〜ん、洋楽ロックファンとしては見ていてなんか複雑。ちょっと恥ずかしいよね。でもプレスリーは、メリケン文化の入口の街ともいえる横須賀に育った小泉さんの、青春だったんだろうねえ。私がクイーンとかスプリングスティーンとか言うのと同じように。ギヴミー・チョコレート。ピカピカマシンガンを抱えた悪魔でも、それでもアメリカは永遠の恋人です。

同じくメリケン南部がらみで。昨晩のテレビ、国営教育で、台風で壊滅しやっと復興してきたニューオーリンズの、街のミュージシャンの姿を追ったドキュメントが放送された。私ら世代のギター少年には懐かしい、関西ブルースの「山岸潤史」さんが登場。現在ニューオーリンズ在住でそっちのバンドに加入して活躍しているそうな。台風カトリーナにもろに遭遇し命からがら逃げたとか、大変だったようだ。

彼ばかりではなく、地元の黒人ミュージシャン数人もフューチャーされていた。一度水没した家には住めず、生活のため家族も離散し、復興も進まず仕事もない。「ブッシュはイラクに掛ける金はあっても、我々に回ってくるカネはないんだよ」と皮肉混じり。でも「俺達には音楽しかないし、この町しかないんだよ。この町はブルースとゴスペルの発祥の地、特別なんだ。俺達が、一時苦しいからと言って、その音楽文化を絶やすわけには行かない。責任があるんだ」と言う。その姿、そして音楽。感動する。

8月頭と末計2本、地元の夏祭りライブに出ます。ちゃんとしたホールコンサートじゃないからほろ酔い加減でやっちゃうけど。それでもまだ弾けてないところがある(大汗)練習せねば。幸か不幸かナリワイが比較的暇なので、カネはないけど時間はある夏になりそうだから。曲も作ります。だらだらの夏ではなく、音楽製作三昧の夏にする予定………だといいなあ。