女子フィギュアスケート（その２）

・・・・今見終わりました。フィギュアスケート全日本。
ちょっと、放心しています・・・・

とにかくすごい戦いでした！　私的な感動の高さで言ったら、ここ数年の全てのスポーツ大会の中でナンバーワンです！
前回夏の五輪での、体操ニッポン復活とか、この間のマラソンの高橋Ｑちゃん復活とか、全部消し飛んでしまうくらい。好きなヴァリボもかすんでしまうくらい、いや〜感激しました！！

結果、トリノ五輪代表は、村主章枝、荒川静香、そして安藤美樹、この３選手となりました。
応援していた恩田美栄選手は、残念ながら落選。でも演技は素晴らしかった！　本人も会心のカッツポーズしていましたし、伝わる演技でした。忘れません。

村主選手は、堂々の大逆転優勝！
もうなんというか、この人には、神様がついていますね。
この人、ファンに対しても、周りに対しても「ありがとう、ありがとう」と、本当にしょっちゅう、感謝の言葉を口にしていました。
この、喜びと感謝の気持ち。これはもう、宗教だと思います。なになに教とか、そんな表面的なものではない、本当の祈りと感謝。
あの表現力と、土壇場での強さの秘密は、こういう「宗教心」にあるのかも知れません。

対照的に荒川選手は、もう、強靱な自立心というか「信じるモノは自分だけ」みたいな、そんな冷酷とも言うべき、厳しい感情が、見てる方にも伝わってくる。
村主選手とは、同じフィギュアスケートでありながら、まるで正反対の立ち位置に立っている。そんな気がしました。

追っかけ・パパラッチまで出た安藤選手は、スピードとパワーの面で、もう少し修行が必要かなあ。
でもその部分はまだ伸びしろだと思うし。今回も、次の五輪も担える、日本のエースになるのは間違いない（というかもうなっている）ので、辛いことがあっても、頑張って欲しいと思います。

とにかく２日間、こーんなすごいスポーツイベントは、久しく見たことがなかった。
涙ウルウルで、いや、面白かったです！！