今年よく聴いた洋楽ベスト5


それでは、毎年好例、今年よく聴いた曲・洋楽編ベスト5、いってみましょ。 (発売年度は関係なく、自分が今年聴いて良かった曲たちです)

 
5位■The Zombies「Time of the Season」

 

 
 
これはもう60年代英国ロックの超有名スタンダードです。以前から知っては居ましたが、2010年に再結成して現在も現役で頑張っているライブをYouTubeでみて「げげーこれはすごい!」となった次第。還暦どころか70代に入ろうかとするメンバー達。いやお見逸れしました。

 
4位■Rod Stewart「The Killing Of Georgie」



 

この曲もまた昔から知っていましたが、アルバムを買ってちゃんと聞いてこなかった。歌詞を聞かせる曲だし、日本人にはやや退屈かなという先入観も持っていました。でもきちんと聞けば、歌詞がわからなくても、ロッドの誠実な歌声に感動するわけです。


3位■Leila Pinheiro「Feliz Ano Novo-iemanja da silva」



ブラジル音楽で出会ったのはこの人、レイラ・ピニュイエロといいます。なんてことないおばちゃんシンガー、なんですが、ボサからジャズから、何を歌わせても上手い!情感をすごく伝えてきます。この曲はかなりジャズ寄り、途中素晴らしいスキャットも入ります。ボサノヴァ名曲選のアルバムも出していて、それなんか最高でした。


2位■Cat Stevens (Yusuf Islam)「Morning Has Broken」



秋以降突如ハマってしまったのがこの人、70年代英国フォークの第1人者キャット・スティーヴンス。アメリカでも日本でも人気・知名度がありましたが、79年にイスラム教に改宗し歌手を引退。以降ぱったり聞かなくなってしまい、CDも入手困難になっていました。しかしこの人も近年復帰し、それをYouTubeでみてまたゲゲゲとなって聴いてみたのです。歌の上手さ、清純な曲の良さ、やっぱり1流ミュージシャンでした。


1位■The Four Tops「Ain't no Woman Like The One I've Got」



黒人コーラスのフォー・トップスは、60年代のモータウン時代はとても有名ですが、72年にダンヒル・レコードに移籍してからもコンスタントにヒット曲を飛ばしていました。ところが日本では、レコード会社の配給の関係なのか、この頃のCDがほぼ入ってきません。仕方ないのでiTunes Storeでデータ買いして聴いてみたら、これがまた素晴らしい出来! コレを足がかりにO'JaysやSpinners等のコーラスグループ勢の70年代作品にも手を伸ばし、どれも満足の行く作品ばかりでした。